行けよ〜」
「やだよ!!堀尾が行きなよ!」
「俺は男だ!」









       小悪魔








今堀尾ともめているのは、リョーマのことが好きなのを知っててわざと二人っき
りにさせようとリョーマを女子便に入れた堀尾があたしに助けろって言っている
のを拒否しているのだ。(長
「行ってあたしにどうしろって言うのよ!!」
「いいから行けって!!」「あ…」
と堀尾に押されてむりやりはいらされた。
「上手くやれよ〜?」
なんてウインクかましておせっかいな奴だ!!




中に入ると。。。


「ねぇ…。」
「へっ!?」
「ねぇ…ちょっと…。」
トイレのドアが少し開いていた。
覗いてみると…
「リョーマ?」
「誰かに押されてここに入れられたんだけど…。」
「ったく…堀尾のやつ…」
「なに?」
「いや、なんでもないよ!!」
「俺をここからだしてくれない?」
「え!?」
「お礼ぐらいするからさ。たのむ。」
困ってるリョーマを見捨てられねぇ!!
「うん…。」
「あ、誰か来た!!」



「桜乃聞いてよ、リョーマ様ったらのこと好きなのに素直じゃないのよ〜!
!」
「え?そうなの?ちゃんもリョーマくんのこと好きみたいなんだけど…。」
「な〜んだ、両想いなんじゃない。でもあたし諦めないからね〜、リョーマ様が
好きなのはあたしなんだから☆」



二人が出ていったあと…。
「あいつら…」
「リョーマ…」
「なに?」
「顔赤いよ…?」
もだろ…」
「ほんとなの…?」
「なにが?」
「だから…さっきの…」
「好き…」
「え?」
「ほんとだって…」


そうなんだ…。



あたしてっきり桜乃のこと好きなんだって思ってた。


は?」

「あたしも好き…。」








そして、あたしとリョーマは付き合うことになった。
おせっかい堀尾もたまにはいいのかもね。
今回だけは感謝感謝。
だけど、トイレからでたとこを朋香に見つかり、声のでかい彼女ため、学校中に
広まりましたとさ。
めでたしめでたし☆



「めでたくない!!」
「そう怒るなよ。」
「もう!!ところでリョーマ、お礼は??」
「え、なに?」
「言ってたじゃん!!助けたらお礼するって!」
「そんなこと言ったっけ…?」
「覚えてられない約束なんてするなよ!!」
「忘れたんだからしょうがないじゃん…。」
「嘘つき〜!」


?」
「なによ?」

☆-CHU-☆


「不意打ちだ!!///」
「まだまだだね。」