さくらんぼとキス
「ねぇ、キスしない?」
学校のお昼休み。弁当の時間。
「また周助は〜…。」
「ってキス上手いの?
「し、知らないわよ!///」
「あ、調度ょかった。僕の弁当にさくらんぼ入ってるんだけど、知ってる?さく
らんぼのこれ。」
とにさくらんぼについていた茎を見せた。
「それがどうしたの?」
「これを口の中で舌だけを使って結んぶことが出来たら、キスが上手いんだって
ね。」
クスと周助が笑った。
「実は…」
と口の中に茎を入れた。
「僕出来るんだよね。」
口の中からはきれいに結ばれたさくらんぼの茎がでてきた。
「それで…?」
「上手いかどうか確かめてよ。」
「なんであたしが!!」
「いやなの??」
「上手いかどうかなんてわかんないし…。」
「ファーストキスまだなんだ?」
「そうよ!!悪い?」
「クス…ほんとって可愛いよね。」
「そんなの…違う子にしてもらえばいいじゃないの…。」
「あとはきみだけなんだ。」
ちょっとまてまて周助さん…。あなた…キス魔…?
唖然とするあなたを見て…
「信じてないようだね?」
「周助…あなた彼女いるんでしょ?」
「それが?」
「あゆが可哀相じゃないの…。」
「あゆには了解済みだよ。」
あゆさん。あたしあなたのこと勘違いしてたみたい。
「ほら。」
とあなたの手を掴んだ。
「離してよ…!!」
「にゃにしてんの〜??俺もまぜてにゃ〜♪」
「あ、英二。がキスさせてくれないんだ。」
「そんなの当たり前じゃないのよね!?」
「いいじゃん、キスぐらい。みんなやってるよん☆」
「国光に怒られるよ!」
「見てないんだし、いいでしょ?」
「にゃににゃに〜??実は二人、そういう関係だったんのか〜。」
英二がニヤニヤして言ってくる。
「違うわよ!!」
「手塚はいいって言ってたけど…。」
国光…あとで眼鏡かくしてやる…!
「あ、俺そろそろ用事あるから。じゃ、あとでにゃ!!」
「さぁ…。僕の美技に酔いな…。」
聞いたことある台詞だ…。
周助さん眼全開ですよ。本気ですね…?
「顔赤いよ?」
「ほら…」
と、掴まれてた手を引いて自分に近づけた。
後頭には片方の手を回され、動けなくなった。
「周助ちょっ……ん!」
不意にキスされた。
いや、奪われた。
周助の舌が侵入してきた。固定されているため、身動きできない。
急だったため、すぐに苦しくなった。
「ん…っ…」
「ごめん、苦しかった??」
「はぁ…はぁ…苦しいってもんじゃないわよ!!」
またクスっと笑ったあと
「ほら、周りをみてみなよ。」
「え…?」
言われた通り周りをみてみると…
「忘れてた…ココ教室だった…。」
「フフ…忘れるぐらい夢中だったんだね。」
「違うわよ!!///」
「「おい見たかよ今の。と不二がキスしてたぜ。」」
「「あたしあんなにリアルなの初めてみた。」」
「「手塚にバレたらどうなるんだろうな??」」
「「う〜わ!!かわいそ〜…。」」
「「二人が別れたら俺さん狙っちゃおうかな〜?なんつって。」」
「「俺が狙うぜ。」」
「「まぢかよ。」」
みんな好き放題言っちゃってくれるじゃないの…。
「ちょっとどうしてくれるのよ!!」
「何?もう一回してほしいの??クス…わがままなんだから。」
「ちっがーう!!」
もちろん国光はいいなんて言ってなくて…
クラス中に見られたあたしと周助のキスを違うクラスの人に言わない人なんてい
なかったため、国光には直ぐにばれた。
あとで周助と怒られたのは言うまでもない。
「お前ら!!地球20週!!」
あたし&周助「出来るか!!」
「ヒソヒソ…(、なかなかキス上手かったよ。でも、まだまだだね。)」
「ヒソヒソ…(ほっといてよ!!)」
「ヒソヒソ…(もっと上手くなるにはコップの中に氷を入れて舌でその氷をすく
う練習するといいんだって。)」
「!!」
「どうした??」
「が手塚にキスしてほしいって言ってるんだけど。」
「なに?そうだったのか?気付かなくてすまなかったな。」
「違うわよ!!へんなこと言わないでよ周助!!」
「クス…僕にはできて手塚にはできないのかい?」
「周助がかってにしてきただけじゃないの!!」
「、俺にはできないのか?」
「国光〜、そんなこと言わないでよ〜。」
「、手塚がかわいそうじゃないか。」
「…。」
「どうしたの?」
「わかったわよ…。」
「じゃあ僕はここで失礼するよ。クス…手塚。」
「なんだ?」
「油断せずに…ね?」
「な!」
「じゃあ、あとで感想聞かせてね、。」
「言わないわよ!!」
このあとのことは、内緒☆